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アイアン シャフトの選び方
シャフトの重量感・高弾道について
シャフトは、重さやシナリ方(調子)などで分類をすることが出来ます。
ここでは、シャフトの重量感ととボールの上がりやすさに注目して、星5つで示しています。
スイングスピードや体力に合わせた重量と、持ち球や理想の弾道に適した弾道の高さを選ぶ際の参考にしてください。
NIPPON SHAFT 日本シャフト シリーズ
今や世界を代表する軽量スチール。
卓越した性能で世界のゴルファーに指名され続けています。
1959年、バネの世界トップメーカーである会社が、ゴルフシャフトを手がける事で誕生した「日本シャフト」。
ばね鋼の熱処理技術など、日本シャフトの製品には素材開発から人間工学まで、
自動化から品質管理まで徹底した取り組みが実施されています。
もはや、軽量スチールの代名詞ともなった「N.S.PRO 950GH」が3,000万本を超えるという結果を誕生させました。
これまでの軽量スチールシャフトには無かった「球が上がりやすく、
弾きがいいので飛距離も出る。」という素晴らしい結果が出せるシャフトは、ツアープロまでも認めるシャフトメーカーです。
日本の技術の品質の高さが、今日も正確なショットを生み出しています。
日本シャフト装着おすすめアイアンセット
N.S.PRO 950GH
重量感:★★☆☆☆
高弾道:★★★☆☆
軽量スチールシャフトの中で、もっともポピュラーなシャフトです。
『オーソドックスな性格』(硬さ)の仕上がりです。
軽量シャフトの割には、シャフトの中心部分の剛性が高く頼りなさを感じません。
『適度な弾き感を得られる』ことも人気の秘密です。
中心部分の剛性の高いシャフトの特徴としてややですが、『ダフリにくい』という性格も持っています。
カーリーウェブなど、国内外で女子プロに非常に好評なシャフトです。
◆ハードヒッターやカーボンシャフトでも軽量のシャフトでないと振り切れない非力な方以外はオススメ
N.S.PRO 950GH HT
重量感:★★☆☆☆
高弾道:★★★★☆
見慣れたNS950GHの名前に「HT」が付いています。
「HT」は高い弾道を意味しています。
NS950GHに比べて、打ち出しからやや高く、ややつかまりやすくなっています。
NS950GHにボールをすくい上げるような動きをプラスしたシャフトです。
NS950GHよりも、同じフレックスでもやや柔らかく感じます。
◆スチールシャフトの粘り感が苦手な方、スチールシャフトではやや弾道が低くなってしまう方にオススメ
N.S.PRO 850GH
重量感:★☆☆☆☆
高弾道:★★★☆☆
ポピュラーなNS950GHの軽量版に思われがちですが、NS950がボールを弾く感じを持つのに対して、
NS850GHは軽量スチールながら『スチールシャフトらしい粘り感』を持つように手元側を柔らかく作られています。
インパクトゾーンで、しなり戻りがゆったりとしており、ボールを飛ばすというよりも『運ぶというイメージ』の出やすいシャフトになっています。
もちろんNS950に比べて重量も軽くなっていますので、NS950GHが少し重たく感じる方にオススメです。
◆カーボンの選択肢もある80g台のシャフトだが、スチールシャフトらしい粘りや安定感が欲しい方にオススメ
◆スイングスピードの速い女性やシニアの方にもオススメ
N.S.PRO MODUS3
重量感:★★★★☆
高弾道:★★☆☆☆
シャフトの先端部分が硬く、シャフトの中心部分を柔らかく設定することで、
風の影響を受けにくい強く抑えた弾道が打ちやすいシャフトです。
粘り感のあるシャフトで、インパクトゾーンを長く使えるため、スピンのコントロールがしやすいシャフト。
プロの使用率の高いダイナッミクゴールドを日本シャフトさんで作ったら「こうなる!」というテイストをヒシヒシと感じるシャフトです。
日本男子ツアーを中心に、使用するプロが増えている注目のシャフト
ダイナッミクゴールドと硬さなど比較される場合は、MODUS3の方を1フレックス上げられる事をオススメします。
【例】
ダイナッミクゴールド S200(S300)⇔MODUS3 X
ダイナミックゴールド X100 ⇔ MODUS3 TX
◆風の影響を受けにくい低い弾道を求めている中上級者にオススメ
◆Rフレックスも追加され、ダウンブローにアイアンを打ちたいゴルファーで、スチールシャフトらしい粘りを求められる方にオススメ
True Temper トゥルーテンパー シリーズ
スチールシャフトの代名詞とも言われるダイナミックゴールドを作り続けている、世界№1のスチールシャフトメーカーです。
スチールシャフトといえば、あのステップ(段々上の節)、それを生み出したのもトゥルーテンパー社です。
数々プロゴルフトーナメント・アマチュア大会で、実績を積み重ねてきた、戦いの中から生まれたシャフト作りを行っています。
2012年日本ゴルフツアーでは、25戦中23勝がトゥルーテンパー社のシャフトによって生み出されました。
1925年からスチールシャフトを販売している老舗中の老舗です。
発売から30年第一線で使い続けられるシャフトを作るメーカー。
「今なお不変の輝きを保ち続けているシャフトがここにある。」
トゥルーテンパー装着おすすめアイアンセット
Dynamic Gold - ダイナミックゴールド -
重量感:★★★★★
高弾道:★☆☆☆☆
ハードヒッターに圧倒的な支持を得ている、超ロングセラーシャフト。
硬い先端と、シャフトの中心から手元にかけてしなるダウンブローで低くふけ上がりを抑えた強弾道を特徴としています。
重量が重く低く押さえた弾道になるため、ドライバーで250ヤード以上をコンスタントに打てるプレイヤーに限られる。
粘り感の強いシャフトで、ボールを上からつぶすようなショットに向いている。
ボールとの接触時間を長く感じ、スピンのコントロールを行いやすい。
フック・ヒッカケといった左へのミスを抑えやすい
◆ホームコースが風の強い海沿いのコース方
◆今よりも低く抑えた弾道を求められている方
◆いわゆるプロ球を求める中上級者へオススメ
Dynamic Gold XP - ダイナミックゴールド XP -
重量感:★★★☆☆
高弾道:★★★☆☆
ダイナミックゴールドよりも重量・粘り感・弾道の低さをマイルドにしたシャフト。
ダイナミックゴールドに比べ、手元の粘りを感じるものの、インパクトでは少しシャフトの走りを感じる。
中調子のダイナミックゴールドといった感じです。
ボールのつかまりに関しては、ニュートラルな感じで、特に左のミスを抑えるやつかまりやすいといった印象は無い。
◆ダイナミックゴールドのシャフトの挙動は気に入っているものの、「やや重たい・低すぎる・もう少し飛距離」を求めたい方にオススメ
Dynalite Gold XP - タイナライトゴールド XP -
重量感:★★★☆☆
高弾道:★★★★★
ワッグルしたイメージのままの硬さで設計されている。
先端は硬く、シャフト中央がややしっかりしているシャフト。
若干の弾き感があるが、いたって穏やかな挙動で、ボールへのコンタクトはなだらかな入射角になる
ライトと名前についているが、NS950GHなどの軽量スチールシャフトではないく、中量シャフトになる。
この重量帯のシャフトにしてはやや高めの弾道で、つかまりも期待できる。
◆軽量のNS950GHとダイナッミクゴールドなどの重量級シャフトとの間の重さで、癖の無い穏やかなシャフトを求める方にオススメ
GS95
重量感:★★☆☆☆
高弾道:★★★★☆
シャフトのシナリを見ると手元と先端の両方にシナリを持つダブルキックシャフトのような設計。
振ってみて大きく癖を感じることの無いシャフトで、比較的あがりやすくつかまりやすいシャフトです。
近年のストロングロフト(アイアンのヘッドのロフト角がたっている)化されたアイアンは
ミドルアイアンからがつかまり難くなるため、オススメのシャフトです。
同じ軽量シャフトのNS950GHと比較すると、ややシャフト中央部分が硬く、先端の柔らかいシャフトです。
軽く・割としっかりしており・程よくつかまり・高弾道が打ちやすいシャフトです。
◆ロフトの寝ている10年ぐらい前のアイアンから、飛距離を求めて新たに軽量スチールのシャフトのアイアンに買いかえる方
◆振り切れず、つかまっていなかったり、上がっていなかったりした方
◆シャフト中央部分の剛性の影響で、中折れ(しなり過ぎて振り遅れるなど)感が少ないシャフトですが、
軽量シャフトですのでハードヒッターの方には向きません
PROJECT X - プロジェクトX
重量感:★★★★☆
高弾道:★★☆☆☆
ライフルのシャフトと同じように、ステップ(節の用の段々)の無いスチールシャフトです。
番手ごとに手元側から先にかけて細くなる量を変えて、より強くボールを打ち出すこの出来る設計。
スチールシャフトながら、カーボンシャフトのようなインパクト前後に加速するような特性を持ったシャフト。
シャフトの中心部分から先端にかけて剛性が高くしならせることが出来れば、かなりの弾きを体感できるシャフトです。
シャフト中心部分の剛性が高いため、やや浅めにヘッドが入ります。
そのため、厚めにターフを取ってしまう、芯よりも上目に当たるなどが当てはまるゴルファーにオススメです。
USツアーで多くのプロから支持されています。
◆マッスルバックやネックの長いウェッジの方が芯に当たりやすい、厚めに打っていく方
◆非力でシャフトをしならせることの出来ない方は、特徴を引き出せません。
◆スイングスピードは早いのに振り遅れてしまう方にもオススメ
PROJECT X FLIGHTED - プロジェクトX フライテッド
スチールシャフトながら、カーボンシャフトのようなインパクト前後に加速するような特性を持ったシャフト。
プロジェクトXと基本設計は同じですが、ショートアイアン用はボールの高さを抑えやすく、
スピンのコントロールしやすいシナリに、ロングアイアン用は、打ち出しを高くつかまりやすく設計されています。
プロジェクトXの番手別に1本ずつテーパー(手元から先にかけてシャフトが細くなること)の角度を変えてしなり方を
ショート→ミドル→ロング=手元調子→中調子→先調子とフローさせる設計になっています。
番手別に求められることを、シャフトで補っていくという発想で作成されています。
◆ショートアイアンのコントロール、ロングアイアンの球の上がりに不安のある方
◆弾き感のあるシャフトは好みだが、ショートアイアンはコントロールに主眼を置きたい方
◆スイングスピードはあるのに、長い番手は振り遅れてしまう方にオススメ
PROJECT X PXi - プロジェクトX PXi
重量感:★★★☆☆
高弾道:★★☆☆☆
これまでのプロジェクトXと少し事なり、弾き感を抑えた設計になっています。
見た目も、初代のプロジェクトX(今販売されているのは2代目)をご存知の方は、シャフトの仕上げが以前の姿に戻った印象でしょう。
表面がサテン(光の反射を抑えた仕上げ)仕上げになっています。
写真などで見ると、グレーのカーボンシャフトのように見える仕上げです。
シャフトのシナリは中心部分から手元にかけてしなる設計になっており、
これまでの弾いて球を上げるという設計から、もう少しゆっくりとしたシナリ戻りにあわせやすい走りになっています。
弾道は、先端の硬さが生む中弾道で伸びのある弾道。
つかまりに関してはあまり偏った性格ではなく、プレイヤーにとってニュートラルであるように設計されています。
◆中上級者でスピンコントロールを打球に求められる方
◆スチールシャフトで飛距離とコントロール性との両方を求める方
◆進化したプロジェクトXを使ってみたい方
KBS シリーズ
PGA ツアーからのフィードバックを基に、 KBS シリーズは、クラブ性能の向上のため、
安定したシャフト全体のしなり感を保ちながらクラブヘッドへのエネルギー伝達効率を最適化するように
設計された先進的なシャフトテクノロジーを採用しています。
より高いエネルギー伝達効率により、飛距離性能が大幅にアップ、
よりスムーズなショットのフィーリングが得られます。また、安定したシャフトのしなり感が保たれているので、
ショットコントロールも同時に向上します。他の設計上の特色も考慮して、
ご自分に合う KBS シャフトのセットを選んで頂ければ、飛距離を最大に伸ばし、
且つ、最高のフィーリングとショットコントロール性を得られことでしょう。
KBS TOUR
重量感:★★★★☆
高弾道:★★★★☆
タイミングの取りやすいシャフトです。
シャフトの中央部分の剛性の高いシャフトです。
先端部分の剛性も高いため弾くシャフトですが、先だけが動くという印象ではなく、全体が加速する感じです。
高さは重量級のシャフトにしては高めになります。
Sフレックスはダイナミックゴールドに比べ少し軽めです。
インパクトでは、弾き感があり走る印象です。高弾道になりやすい一方、つかまりはニュートラルで、
極端につかまったりつかまり難かったりはありません。
エネルギーの伝達効率を考えて設計されており、高く強い弾道が望めます。
◆重量級のため、ドライバーで250ヤードをコンスタントに打てるぐらいのスイングスピードが必要です。
◆高さでグリーンに球を止めたい方、粘り系のシャフトでは高い弾道が打ちにくい方にオススメ
KBS TOUR 90
重量感:★★☆☆☆
高弾道:★★★★☆
NS950GHと同じ重量帯の軽量シャフトになります。
軽量シャフトにありがちな、ひ弱さは無く、しっかりとした弾き感を得ることができます。
高い弾道と飛距離をもっと伸ばしたいと思っている平均的なスイングスピードのプレーヤーのために 設計されています。
特徴的な KBS技術を備えた KBS TOUR 90 シャフトは、20%軽い構造でエネルギー伝達効率を最大にし、
より速いスイングとより速いボールスピードをもたらします。
最適化されたエネルギー伝導効率により、KBS TOUR 90 シャフトは弾道とスピンを最適にします。
◆力は強くないので重たいシャフトは振れないが、シャフトにはシッカリ感を求める方
◆高く強い弾道を軽量シャフトに求められる方
KBS C-Taper90
重量感:★★☆☆☆
高弾道:★★★☆☆
C-TAPERシリーズは、低スピンで風に強い弾道が得られるシャフトになっています。
ステップ(段々)の無いシャフトです。スチールシャフトらしくないカーボンシャフトのような静かな挙動のアイアンシャフトです。
ロフトが大きく、スピンが過剰にかかりやすい短いクラブで飛距離を伸ばす事に優れています。
振り心地としては、重量感を感じやすくゆっくり振れるようなシャフトです。
スチールシャフトの粘り感は薄く弾き感がある為、「飛ばす為に!」力むことなくプレーできるアイアンシャフトです。
NS950GHとの比較では、Sフレックス同士ではC-TAPERの方が数値的には柔らかいものの、
同等かシャフト中心部は剛性があるように感じました。
◆軽量シャフトで無駄なスピンを減らし飛距離を求める方
◆大きくゆったりとしたリズムで振っていきたい方
KBS C-Taper95
重量感:★★★☆☆
高弾道:★★★☆☆
同じシリーズの90と同様にステップ(段々)の無いシャフトです。
スチールシャフトらしくないカーボンシャフトのような静かな挙動のアイアンシャフトです。
ロフトが大きく、スピンが過剰にかかりやすい短いクラブで飛距離を伸ばす事に優れています。
90と比較すると同じSフレックス同士でも2フレックス前後95の方がしっかりしています。
NS950GHとの比較では、シャフトの動きが早くなないため、数値でみるよりも硬くは感じませんでした。
◆無駄なスピンを減らして飛距離UPを望む方
◆軽量シャフトにもしっかり感を求める方