シャフトを3.3度傾け、ソールウェイトはヒール側を重く「Ai-ONE Square 2 Squareパター」は、ロフトが多めの6.3度となっているヘッドに対し、シャフトをターゲット方向に3.3度傾けて装着しており、その装着位置もフェース面から離れた場所(オンセット)で、ヘッドの重心位置となっています。また、ソール前方のトウとヒールに搭載されている2つのウェイトも重量が異なっており、ヒール側がより重い設定です。これらの設計により、「Ai-ONE Square 2 Squareパター」は、台の上などに水平に置いた際、トウが上を向くトゥアップバランスとなり、フェース面をスクエアにキープしやすい特徴があります。フルオートマチックなストロークを実現トウアップバランスになっていることで、「Ai-ONE Square 2 Squareパター」はヘッドをオートマチックに真っすぐ、スクエアなまま引きやすく、かつ、ターゲット方向にも真っすぐ、スクエアに振っていきやすい特性となっています。ヘッドがターゲットラインから外れにくく、パターにストロークを委ねれば、おのずとスクエアインパクトを迎えられるパターということになります。また、前述のようにシャフトがターゲット方向に傾けて装着されているため、自然とハンドファーストの構えとなり、低く長いストロークも自動的に実現することができます。AI設計インサートが、ボールスピードの低減を抑制「Ai-ONE Square 2 Squareパター」には、Ai-ONEパターと同じく、Ai-ONE・インサートが装着されています。オフセンターヒットしても、ボールスピードの低減を抑えるようにAIが設計したもので、ハンドファーストによる低く長いストロークと相まって、安定したパッティングをやさしく実現してくれます。また、フェース面裏側のAIが設計した複雑な隆起が見えるように、ポリカーボネート製のウィンドウも設置されています。ヘッドには、人気の高い3種類のモデルを用意「Ai-ONE Square 2 Squareパター」には、3種類のヘッド形状が用意されました。ツノ型の「#7」、幅も広く、フェース長も通常のDOUBLE WIDEタイプより長めになっており、ソールも湾曲しているブレードタイプの「DOUBLE WIDE」、そして、いまや大人気となっている形状の「JAILBIRD」です。先述のようにソールウェイトは、トウとヒールで重さが異なっており、「#7」はヒールが約25g、トウが約5g、「DOUBLE WIDE」はヒールが約15g、トウが約5g、「JAILBIRD」はヒールが約25g、トウが約5gとなっています。すべてスチールでつくられた「STROKE LAB 90シャフト」シャフトには、「Ai-ONEパター」に合わせて一新された、オデッセイ独自のSTROKE LABシャフトが採用されています。従来のSTROKE LABシャフトはスチールとカーボンの複合シャフトでしたが、新しい「STROKE LAB 90シャフト」は、すべてをスチールでつくりながら90g台の軽量さも実現しており、バット部を従来のSTROKE LABシャフトと同じ太さに設計。トルクを低減することで、ストローク中のシャフトの無駄な動きを抑制するようになっています。また手元側のシャフト内部には、カウンターウェイトも搭載。ヘッドの重さ、シャフトの軽さとのコンビネーションでパター全体の慣性モーメントを高くしているため、一貫性のある安定したストロークが実現しやすくなっています。パター長さは、33インチと34インチの展開です。