ヘッド重量は約380gで、パター長さには38インチを採用
ここ数年、ツアープレーヤーの間で使用者を増やしているのが、重めのヘッドに、長めで重いシャフトと長さのあるグリップを装着したパターです。パター全体の重量などにより高い安定感を発揮し、オートマチックに一貫性のあるストロークを実現できる利点を持っています。オデッセイでは同様の仕様を、大注目となっているAi-ONEパターの派生モデルとして製作。スペックとAIインサートの両面から、グリーン上で高いパフォーマンスを実現する「Ai-ONE CRUISERパター」を完成させました。ヘッドは約380g、パター長さは38インチ、グリップは17インチ。シャフトは、すべてスチールでつくられた新開発のSTROKE LAB 140シャフトで、重さは約140gとなっており、バット側がやや太めな、トルクを抑えたものに仕上げられています。
ボールスピードの減少が劇的に少ない!
Ai-ONE・インサートは、AIの設計による複雑な隆起を形成したアルミ部分と、インパクトする面の樹脂部分で構成されています。当初、オデッセイでは樹脂のみでAI設計の隆起を持つインサートにすることを考えていましたが、複雑な形状を再現することは難しいという壁に突き当たりました。そこで出てきたのが、AIが最初に素材として推奨していたアルミも併用するアイデアでした。アルミは耐久性の面で問題があり、いったん断念されていましたが、樹脂との組み合わせでその課題をクリアすることができ、製品化が実現しました。なお、樹脂のフェース面には溝が刻まれていますが、これはホワイト・ホットインサートの打感、打音に近づけるための処理で、実際のフィーリングもホワイト・ホットインサートと同等のレベルに仕上がっています。
ホワイト・ホットインサートと同等のフィーリング
Ai-ONE・インサートは、AIの設計による複雑な隆起を形成したアルミ部分と、インパクトする面の樹脂部分で構成されています。当初、オデッセイでは樹脂のみでAI設計の隆起を持つインサートにすることを考えていましたが、複雑な形状を再現することは難しいという壁に突き当たりました。そこで出てきたのが、AIが最初に素材として推奨していたアルミも併用するアイデアでした。アルミは耐久性の面で問題があり、いったん断念されていましたが、樹脂との組み合わせでその課題をクリアすることができ、製品化が実現しました。なお、樹脂のフェース面には溝が刻まれていますが、これはホワイト・ホットインサートの打感、打音に近づけるための処理で、実際のフィーリングもホワイト・ホットインサートと同等のレベルに仕上がっています。
ポリカーボネートのウィンドウから見える裏側の形状Ai-ONEパター同様、「Ai-ONE CRUISERパター」でも、これまでのクラブやパターにはなかった、よりテクノロジーの違いを楽しむことのできる処理も導入されています。ブレードタイプではバックフェース、マレットタイプではソールに、透明なポリカーボネートの窓を設置。このウィンドウを通して、インサート裏側に形成されたAI設計の複雑な隆起を見ることができるようになっています。
ラインアップは、話題の「JAILBIRD」など3種類Ai-ONE・インサートを搭載するボディは、ステンレススチール製となっており、ヘッド仕上げは濃紺のPVDとなっています。また、ヘッドの慣性モーメントを高めるべく、ソールのトウ・ヒールには、それぞれ約15gのスクリューウェイトが設置されています。「Ai-ONE CRUISERパター」のラインアップは、全部で3機種。幅の広いブレードでネックがクランクホーゼルの「DOUBLE WIDE CH」、ツノ型のヘッドにダブルベントネックの「#7 DB」、そして、2023年に大きな話題となったヘッド形状を採用の「JAILBIRD」です。
※表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。