名器の名がアジアモデルで久々の復活。プロ、上級者を満足させる要素を満載
「X FORGEDアイアン」という名前が、久しぶりにキャロウェイのクラブラインアップへと戻ってきました。完全な1ピース軟鉄(S20C)鍛造のアジアバージョンで、打感や打球音の素晴らしさは言うまでもなく、ヘッド形状もシンプルなキャビティバック、コンパクトなサイズ、少ないオフセット、刀のように薄いトップブレードと、プロ、上級者を満足させる要素が満載です。特徴的といえるのはソール形状で、リーディングエッジ側とトレーリングエッジ側に面取りを入れたトライレベル・ソールデザインにより、抜けの良さは抜群。日本ツアーからの要望で、ヘッド重量がやや軽めにされているところも注目です。番手はI#3~9、PWの8本。ロフトはI#7が33度と、クラシカルな設定となっており、シャフトには2種類のスチールモデルをラインアップしています。
1ピース軟鉄鍛造で、シンプルなハーフキャビティバック
「X FORGEDアイアン」は、単一素材(S20C)の鍛造製法で、まさに混じり気のない心地良い打感と乾いた打球音を味わうことのできる、プロ、上級者向けのモデルとなっています。バックフェースは、シンプルなハーフキャビティ構造を採用。フェース下部中央でボールを捉えていくエリートプレーヤーの傾向に合わせて、バックフェース下側には中央を頂点とした三角形状の肉厚な部分を形成しており、そこから上に向かって、やや肉厚な部分、そして完全なキャビティ部分と、段階的に厚みが変えられています。肉厚を変化させていることでできた段差が、Xのアルファベットのように形づくられているところも注目です。
いかにも操作性が高そうなルックス
プロ、上級者向けらしく、構えたときの見た目はとてもコンパクトなものとなっています。また、ネックからリーディングエッジにかけての処理もオフセットが少なめで、トップブレードは薄く、いかにもヘッドコントロールがしやすそうな佇まいです。日本のツアーからのフィードバックを受け、操作性を高めるべくヘッド重量がやや軽めに設計されているところも特徴的です。
ソールの前後に入れた面取りで、スムーズな振り抜き感
新しい「X FORGEDアイアン」で、もっとも重点が置かれたのは抜けの良さです。幅が狭めのソールにはトライレベル・ソールデザインと呼ばれる処理を導入しており、リーディングエッジ側は半円状の面取り、トレーリングエッジ側はトウからヒールにかけて一定の面取りが、それぞれなされています。これによりスムーズな振り抜きが可能となっており、ボールコントロールのしやすさに大きく貢献しています。
エリートプレーヤー向けらしく、I#7のロフトは33度
番手はI#3~9、PWの8本で、ロフトはI#7が33度と、スキルの高いプレーヤー向けらしいトラディショナルな設定となっています。セット販売はI#5~9、PWの6本で、I#3とI#4は単品での展開。シャフトには、スチール製の2モデルを用意しています。
※シャフトスペック値は、メーカー(N.S.PRO MODUS3 TOUR 105=日本シャフト株式会社)の公表値になります。
※カタログで表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
インチ・ミリ換算は、1インチ=約25.4mmです。