2017年のO-WORKSに搭載されて初登場
「MICROHINGEパター」の最大の特徴は、シリーズ名にも採用されているように、マイクロヒンジ・インサートを搭載している点です。
このインサートは、2017年デビューのO-WORKSパターで初めて登場し、現在もツアープレーヤーの間で根強い人気のあるものです。
キャロウェイ・スタッフプレーヤーでは、サム・バーンズが昨年まで長く使用していたことで知られており、ほかにもアクシェイ・バティア、アレックス・ノレン、日本においてはアンソニー・クウェイル、柏原明日架といった名前が挙げられます。また、愛用している契約外選手も多いインサートです。
数多くのヒンジがボールに順回転を与える
マイクロヒンジ・インサートは、ウレタン素材と多くの爪状のヒンジが設けられたパーツを一体成型しているもので、インパクト時にはヒンジによってボールに順回転が与えられるようになっています。
ボールが芝の状態にあまり左右されずにしっかりと転がってくれることで、思い描いたラインに対し、転がりの良いパッティングが実現しやすくなります。
非常にソフトな打感が、現代のボールにマッチ
マイクロヒンジ・インサートは、打感の柔らかさも特筆すべきポイントで、ホワイト・ホットインサートやAi-ONE・インサートよりもソフトです。
コンプレッションが硬くなる傾向にある最近のボールには、マイクロヒンジ・インサートの柔らかさがぴったりで、現代のプレーヤーに、より距離感の出しやすさをもたらしてくれるインサートと言えます。
カタログで表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
インチ・ミリ換算は、1インチ=約25.4mmです。