キャロウェイのアライメントで定番となっているトリプル・トラック テクノロジーの進化系、円周すべてへと延長した360°トリプル・トラック テクノロジーが導入されました。
従来、ボールにおいては、赤い1本と青い2本のラインが一部にだけ短く入れられていましたが、360°トリプル・トラック テクノロジーのおかげで、これまでよりもターゲットに対して合わせやすくなり、置く角度によって変わっていた3本線の見え方やセットアップも常に一定にできるようになりました。
搭載されるのは、風に負けることなく自分の狙いたい距離を狙っていきたいと考えているツアープレーヤーから高い信頼を得ているCHROME TOURボール、CHROME TOUR Xボール、CHROME SOFTボールの3モデルです。
ボールの転がり方も、さらに確認しやすく
今回登場したのが、360°トリプル・トラック テクノロジーです。名前のとおり、ボールの円周すべてにわたって入れられているため、従来よりもターゲットに対して素早く簡単に合わせやすく、毎回同じようにセットすることもできるようになりました。加えて、ボールの転がりもこれまで以上に視認でき、どのような角度で回転しているかが、さらにわかりやすくなっています。
ツアープレーヤーに愛されている3モデルに搭載
この新しい360°トリプル・トラック テクノロジーを搭載するのは、ツアープレーヤーにも愛されているCHROME TOURボール、CHROME TOUR Xボール、CHROME SOFTボールの3種類で、カラーはホワイトです。3つのラインアップはCHROME SOFT X LSボールの後継で、ロースピンにより中弾道をもたらす「CHROMETOURボール」、CHROME SOFT Xボールの後継で、しっかりめの打感から中高弾道を描き出す「CHROME TOUR Xボール」、そして、もっともソフトなフィーリングと高弾道が爽快な「CHROME SOFTボール」という3 モデルです。
風に影響されず、キャリーが伸びるシームレス・ツアーエアロ
優れた飛距離性能には、空力の改善も貢献しています。キャロウェイ独自のヘックス・エアロネットワーク パターンには、前作のCHROME SOFTシリーズから、1つひとつの6角形の深さ等を改良したTour Aeroテクノロジーが採用されましたが、今回はさらにバージョンアップが施され、シームレス・ツアーエアロと名づけられました。特徴的なのは、数多く並でいる6角形のパターンのなかに、複数の円形も採用されている点です。これにより風に影響されやすい落ち際で、風に負けることなく自分の狙いたい距離を狙っていけるようになり、更にキャリーが伸びるようになりました。
新しい空力に生かされた、TOPGOLFの弾道計測システム
この空力の進化の裏には、キャロウェイ傘下のTOPGOLFが展開する弾道計測システムの存在があります。TOPGOLFのものは他の計測機器以上に、とくに最高到達点から着弾までの間のボールの状態を解析する能力に優れています。これによって研究・開発が進み、シームレス・ツアーエアロの採用につながりました。
さらなる投資で、より均一な厚みのカバーが可能に
前作のCHROME SOFTシリーズで大きなトピックだったのが、プレシジョン テクノロジーの導入でした。ボール製造の生産設備、工程を見直して大きな投資を行い、ボール内の状態を視認できる3D X線技術などを採用。高い精度で、設計どおりのボールをつくり出すことを可能にし、製品ごと、ショットごとの弾道のバラつきなども可能な限り軽減されました。もちろん、この流れは現在も続いており、プレシジョン テクノロジーにはさらなる投資がなされています。今回の「CHROME TOURボール」では、カバーを成形する機械が新しくされ、さらに均一な厚みのものとすることが可能になりました。このウレタンカバーはハイパフォーマンス・ツアーウレタンソフトカバーと名づけられており、とても柔らかく、またアプローチショットなどで、より優れたスピンコントロール性能を発揮するものとなっています。もちろんこのカバーも、「CHROME TOURボール」に合わせた独自の設計となっています。