垂直部分を長くすることで、フェースバランスよりに
「GIRAFFE-BEAMパター」は、GIRAFFE=キリンの名のとおり、クランクホーゼルの垂直部分を長くしたロングネックとなっているところが最大の特徴です。ロングネックにするとシャフト軸はフェースのセンターを向きやすく、これによりフェースバランスに近い重心アングルとなります。たとえば、ブレードパター×クランクホーゼルを好みつつ、オートマチックに真っすぐなストロークをしやすい感覚も欲しいというプレーヤーに合う形状と言えます。
H形の断面にしたことで、打点ブレに強く、軽量化も実現
加えて、「GIRAFFE-BEAMパター」のネックは、ただ長くされているわけではありません。垂直部分は通常のクランクネックよりもやや幅があり、断面は建物の梁(BEAM)や柱に使われるH形鋼のようになっています。この形状により、剛性はとても高くなっており、オフセンターヒットした場合でもフェースのねじれを抑制する効果を発揮します。また、同時に軽量化も可能にしており、その結果、「GIRAFFE-BEAMパター」のネック部分は、従来のロングクランクネックと比べてもモデルによって最大で約14g軽量化を図ることでヘッドの重心も極端に高くはなりません。ブレードに加え、ヘッド重量がかさみがちな大型マレットにも合わせやすい特性になっていると言えます。
ソールのトウ・ヒールには約10gのウェイトを搭載
ソールでは、フェース寄りのトウ・ヒール部にそれぞれ約10gのウェイトを配置しているため、「GIRAFFE-BEAMパター」は高い慣性モーメントも実現。H形のロングネックとともに、オフセンターヒット時のヘッドのブレを軽減します。また、浅重心化も図られていることにより、ボールスピードをコントロールしやすさも持ち合わせたヘッドとなっています。
フェースには伝統のホワイト・ホットインサートを採用
「GIRAFFE-BEAMパター」には、オデッセイの象徴的存在、ホワイト・ホットインサートを搭載しました。ボールのカバーと同じ素材を使用していることで、インパクトでのボールとの相性が良く、ソフトでありながらしっかりと反発する性能を実現。心地良い打球感、打球音、安定したボールの打ち出しと転がりで、登場以来、20年以上のときを超えても、ツアーにおける信頼度や人気は変わっていません。これまで世界中で多くの勝利を積み重ね、現在もその記録を伸ばしつづけています。
ボディもキリンを思わせるカッパー仕上げに
「GIRAFFE-BEAMパター」は、名前のとおり、随所にキリンをイメージさせるデザインが施されているところも注目に値します。ロゴにはキリンのイラストを採用し、ボディはキリンの身体の色に近いカッパー仕上げで高級感も演出。ソールにはレーザーでキリンの柄を描き、グリップ、ヘッドカバーにも同じ模様が使用されています。ヘッドラインアップには4種類が用意され、いずれも、Ai-ONEパターで初採用となった、すべてスチールでできているSTROKE LAB 90シャフトが組み合わされています。
※左用モデルの設定はございません。
※カスタムの対応はございません。
※カタログで表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
※インチ・ミリ換算は、1インチ=約25.4mmです。