飛びのSTARが3代目となって、さらに完成度をレベルアップ
「X FORGED STARアイアン」が2021年以来のリニューアルを果たし、3代目モデルとして登場です。
従来と変わらない完全な1ピース軟鉄(S20C)鍛造で、構造もX FORGEDアイアンと同様のデザインが施されたシンプルなキャビティバックを採用。
ただし、肉厚な部分の面積をより小さくまとめるなど、一定のやさしさも充分に考えられています。
なかでも注目は、フェース外周の造形です。
寛容性を求めて、ややラージサイズのヘッドとしている一方、エッジに面取りを施したことで、プレーヤーには適度な大きさに見えるようになっています。
細部にまで配慮が行き届いており、完成度の高まりを感じさせます。
ソールには、抜けの良さを追求したトライレベル・ソールデザインを採用。
I#7がロフト29度と、ややストロングな設定となっており、「単一素材のフォージドなのに、飛ぶ」という最大の特徴も不変。
シンプルなキャビティバックでありながら寛容性を高めたデザイン
「X FORGED STARアイアン」は、単一素材(S20C)の鍛造製法で、まさに混じり気のない心地良い打感と乾いた打球音を味わうことのできるモデルとなっています。バックフェースは、X FORGEDアイアン同様のシンプルなキャビティ構造を採用。下側には中央を頂点とした三角形状の肉厚な部分を形成しており、そこから上に向かって、やや肉厚な部分、そして完全なキャビティ部分と、段階的に厚みが変えられています。ただし、もっとも肉厚な部分の面積はX FORGEDアイアンと比べて小さく、完全なキャビティ部分の面積も大きくされているため、より寛容性を高めたデザインになっていると言えます。肉厚を変化させていることでできた段差が、Xのアルファベットのように形づくられているところも注目です。
ヘッドの大きさを感じさせない、フェース外周の処理
ヘッドサイズはX FORGEDアイアンよりも大きく、トウ側が高く見える設計となっていますが、構えたときにはプレーヤーに大きさを感じさせないようになっています。フェース面外周のエッジに、面取りを入れていることによるものです。またX FORGEDアイアンと比較して、オフセットはやや多く、トップブレードもやや厚めで、ソールはワイド。さまざまな箇所で、よりやさしさに配慮したモデルとなっています。
ソールの前後に入れた面取りで、スムーズな振り抜き
新しい「X FORGED STARアイアン」でも、X FORGEDアイアンと同じく、抜けの良さに重点が置かれました。ソールにトライレベル・ソールデザインと呼ばれる処理を導入しており、リーディングエッジ側は半円状の面取り、トレーリングエッジ側はトウからヒールにかけて一定の面取りが、それぞれなされています。これによりスムーズな振り抜きが
前作と同じくI#7が29度と、ややストロングなロフト設定
「X FORGED STARアイアン」をもっとも特徴づけているのがロフト設定です。I#7が前作と同じく29度と、X FORGEDアイアンより4度、ストロングロフトになっています。スキルが高めで、「1ピース軟鉄鍛造アイアンを使いたい」と考えている一方、「ある程度のやさしさや飛距離性能も欲しい」というプレーヤーに最適なモデルと言えます。番手はI#4~9、PWの7本で、セット販売はI#5~9、PWの6本です。I#4は単品での展開。シャフトには、スチール製の2モデルを用意しています。
※シャフトスペック値は、メーカー(N.S.PRO MODUS3 TOUR 105 =日本シャフト株式会社)の公表値になります。
※カタログで表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
インチ・ミリ換算は、1インチ=約25.4mmです。