シャフトの種類は?
シャフトの種類は大きく分かれて3種類に分かれていて、どの部分が1番しなるのかというのを
キックポイント(調子)として表しています。
それぞれ調子については、下記のようになります。
先調子・・・シャフトがしなる場所がヘッド側を表しています。
飛距離とつかまりを重視した設計となっている為、一般的にスライサーの方がおすすめです。
また、弾道が高く上がりやすくなるのも先調子の特長です。
中調子・・・シャフトのしなる場所が中央を表しています。
万人向けのシャフトとなっているので、どういった方にも打ちやすいと感じてもらえるようなシャフトです。
元調子・・・シャフトのしなる場所が手元側を表しています。
方向性とつかまりにくさを重視した設計となっている為、一般的にフッカーの方がおすすめです。
また、弾道を低くしやすいのも元調子の特長です。
それ以外にも2点しなる『ダブルキックポイント』のタイプなどもあります。
アイアンのシャフトにもあるの?
アイアンのシャフトにもウッドと同様、キックポイントが存在します。
市場でよく見かけるスチールシャフト『NSプロ950GH』は、中調子にて表記をしています。
いわゆる万人向けシャフトが装着している為、幅広いゴルファー向けにこのシャフトを
メーカーが選んでいることが伺えます。
また、最近だと『NSプロ モーダス3 120』シリーズのシャフトも、標準装備で店頭にて目につくことが
あるかと思います。
こちらは、『ダイナミックゴールド』というスチールで一番重いシャフトより軽いシャフトです。
『NSプロ950GH』が少し軽い、でも『ダイナミックゴールド』は重い、そういった方は
『NSプロ モーダス3』シャフトを試打してみるものおすすめです。
自分に合ったシャフトの選び方は?
一番は実際に試打をしてみることです!
最近のシャフトは、ほとんどが中調子として公表している傾向にあります。
しかし、全てが同じようなしなり方をするとは限りません。
それぞれ打ってみると、『タイミングが取りやすい』、『スイングをしてて違和感が全くない』などと
いった感触があれば、そのタイプのシャフトが合っていると言ってもいいと思います。
よっぽどのスイング改造をしない限り、その感覚は変わりません。
スライスがお悩みの方は・・・先調子もしくは、中調子でもヘッドが走る傾向のシャフト
フックがお悩みの方は・・・元調子もしくは、中調子でも走りにくい傾向のシャフト
をそれぞれ打ってみられるといいです。
そして、敢えて自分が打つと症状がひどくなるシャフトを、試打してみても面白いかもしれません!
先入観で決めるのではなく、そこで新たな発見があるかもしれません。
シャフトが変わるとスコアが大きく変わることもよくあります。
クラブ選びなどで是非参考にしてみてください!