①グリップカット
まず最初に古くなったグリップをクラブから外していきます。
通常はカッターなどでグリップの根本から切り込みをいれていきます。
スチールシャフトに装着されているグリップを切る際はそれほど注意しなくても大丈夫ですが、
カーボンシャフトに装着されるグリップを切る時は傷が入りやすい為、注意が必要です。
グリップ交換専用のカッターが商品として発売されていますので
安全の為、シャフトの傷防止の為にもグリップ交換専用のカッターを使用するのをオススメします。
慣れてない方は、ちょっとずつ切れ込みをいれてグリップを手で裂くような形で行うと、
時間は少しかかりますが、シャフトに傷をつけずに行えます。
②グリップテープを剥がす
グリップを切って剥くと、下地のグリップテープが現れます。
次にこれを外していきます。
基本的には、スーっとはがれる場合が多いのですが、
汗などがしみ込んだり、剥がれにくいグリップテープが使用してあったり。
指紋がなくなるんじゃないかというほど指でこすっても剥がれない場合も・・・。
そういった場合は、ドライヤーで温めてから剥がしたり、
タオルでこすったりすると剥がれやすくなりますので試してみてください。
テープを剥がしたら、次のテープをまきやすいように
剥がした箇所をきれいにしてください。
③テープを張る
クラブをきれいにしたら、いよいよグリップ装着!
・・・の前にまずは下地のテープを巻く作業。
テープの巻き方も様々なやり方がありますが、
初心者の方は、縦にテープを張っていく形が最初としては簡単ですのでオススメです。
ここで注意するのは、装着するグリップの長さを確認して
テープの張りはじめの位置を間違わないこと!
長くなってしまうと、装着したときにテープがはみ出したり、
短すぎるとしっかり固定されず、動いてしまうことがありますのでご注意を。
テープを張る前にシャフトとグリップを並べ、張りはじめの位置に印などをつけておくと確実です。
④グリップを挿す
最後はグリップを挿入していきます。
グリップのお尻を指で塞いで、グリップ装着液をたっぷり入れて振ります。
よく振ったら中に残っている液をテープ側にかける。
かけ終わったらグリップの挿入口をシャフトに引っかけ、
先が少しシャフトにはいったら・・・
そこから勢いよく一気に挿す!
装着液が蒸発して、滑らなくなってしまい最後までささらない!ってことがよくあるので、
一気に挿すのがポイントです。
そして最後に微調整でグリップ向きをあわしていけば完了です。
予めグリップの向きを合わせて挿入することに注意し、
最初はたっぷり装着液を使うことと、
グリップをシャフトに挿入する最初のところが少しコツが必要なので、練習して
イメージをつかんでからやると失敗も少なくなると思います!