3パットを撲滅しよう!〜その2〜
みなさん、こんにちは!ゴルフステーション新宿の齋藤です。
今回は、前回お話した把握した距離を実際に安定して打つために意識するポイントです。
しっかりと意識して3パット撲滅!ベストスコア更新を目指しましょう!
前回「3パットを撲滅しよう!〜その1〜」はこちら
狙った距離を打つための大切な2つのポイント
狙った距離を打つために大切なポイントが2つあります。
それが、「ふり幅」と「リズム」です。
特に大切なのは、リズム。
お客様にレッスンをしているときに、「パターの距離感で気をつけることは何かありますか?」と聞くと、大体の方がふり幅は気にされているのですが、リズムをまったく気にしていない方が多いです。
やってみるとわかりますが、同じふり幅でも早いリズムで打つのと、ゆ〜っくりなリズムで打つのとではまったく距離感が変わってきます。
このリズムの違いは実際にラウンド時にもよく起こることで、
大事な場面のパットでプレッシャーがかかると、「ショートしたらどうしよう・・・」 「オーバーしたらどうしよう・・・」という距離感のミスへの恐れが出てきます。
そのときに、「ショートしたらどうしよう」と考えている人はリズムが早くなりインパクトでパンチが入って強くヒットしたり、
「オーバーしたらどうしよう」と考えている人は、インパクトで緩んで弱くヒットしたりしてしまうことが出てきます。
そういう心理状況だとショートしたりオーバーしたりと、まったく距離が合わない状況になってくるので、日ごろから一定のリズムで打つ練習をすることが、必要不可欠です。
リズムを一定にする練習法
一番簡単に練習できるのが、メトロノームを使った練習です。
現在であれば、スマートフォンのアプリでメトロノームの無料アプリが色々と出ているので気軽に試せます。
プロの中でもメトロノームで一定のテンポ、リズムを保って練習する事を心がけているプロは少なくありません。
一番大切なのは「リズム」と昔から言っている古閑 美保プロや
アプローチの名手、丸山茂樹プロもアプローチの距離感を安定させるには「リズムが命」と言っています。
どれくらいのリズム(テンポ)が良いの?
これが良い、という決まったテンポはありません。
人それぞれ持って生まれたリズム感というものがあるからです。
よく言われるのは心拍数に合わせた、リラックス時の60〜70bpmのテンポで練習するのが良いといわれています。
テンポを合わせる事で距離感が安定することのは当然のこと、緊張感で早くなった心拍数をリラックス時のテンポを思い出す事で落ち着けるという心的な効果もあります。
ぜひ、ご自宅でのパターマットでの練習の際には、ふり幅を一定にすることはもちろん、メトロノームなどを活用して一定のリズム(テンポ)で打つ練習をしてみてくださいね!