なぜゆるく握るの?
飛距離を出すためにはヘッドを走らせる必要があり、方向性を高めるためには振り遅れないようにして体の正面でボールを捉える必要があります。
そのためには、グリップはゆるく握り手首を柔らかく使う必要があります。
テークバックで折り畳んだ肘や手首を、インパクトにかけてリリース(解放)する必要があるのですが、グリップが強すぎるとそのリリースがスムーズに出来ません。
身近なイメージとしては、布団たたきが近い感覚です。
布団たたき棒の先端を走らせて、布団の面に平行にパンッ!とインパクトするイメージがゴルフで体の正面でインパクトする感覚に近いです。
あとは、少し例えが悪いですが、右手でビンタをするイメージなどもわかりやすいかもしれません。
手首って使っちゃいけないんじゃないの!?
確かに、手首の使いすぎはいけません。
能動的に自分でリリースを意識しすぎて、リリースのタイミングが早くなりすぎると、アーリーリリースやしゃくり打ちを助長してしまいます。
ただ、手首を使っちゃいけないと考えすぎて、ガチっと固めすぎるのが良くありません。
野球でボールを投げるときや、バドミントンやテニスのラケットでボールを打つときもそうですが、手首のスナップを使わないと絶対に強い球は打てませんよ!
自宅で出来るオススメの練習法
コロナウイルスの影響で外出自粛している今でも、自宅で出来るオススメの練習法が「タオル素振り」です。
柔らかいタオルを振る事で、ムチのように先端を走らせる感覚、ギュッと握りすぎると振りづらい事がわかると思います。
なかなか文字だけで説明するのは大変なので、やり方は下記の動画でご覧ください!
【タオル素振り】
【タオルでバッグ叩き】こちらもオススメの自宅練習です。
こちらの練習で、運動不足も解消しつつ適切なグリップの力加減を覚え、ライバルに差をつけちゃいましょう!
ぜひお試しください!