アイアンは、「距離をコントロールしていくものであって、飛ばすものではない」と、よく言われます。しかし、より遠くへと運べることで恩恵を受けるプレーヤーはたくさん存在するはずですし、もしそれが、適正なスピンや高さを伴い、結果のバラつきも少ないものだとしたら、話は変わってきます。2024年に向けて開発されたAiスマートフェースが、まさにすべてを満たしたショットを現実のものとしました。どんな打ち方、インパクトであっても、マイクロディフレクション（無数のたわみ）が最適な弾道へと変換し、ミスヒットへの強さまでも発揮。これまでの概念は、最新のテクノロジーによって、今後、覆されていくのかもしれません。新シリーズの3機種のうち、キャビティバックと厚めのトップブレード＆ソールを採用した「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」は、見た目同様、性能面でももっともやさしさを追求。AIは飛距離に加え、とくにボールの上がりやすさに重点を置いて設計を行っています。

25万のスイングデータをインプットし、5万回もテスト
「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」のアイアンも、最新のAiスマートフェースを搭載しての登場です。今回、スーパーコンピューターには、ロボットテストでの数値に代わり、新たに25万人分のスイングデータをインプット。飛距離アップ、スピンの最適化、弾道のバラつきの抑制といった条件のもと、AIはこのリアルなデータを生かしながら5万回もの設計とテストを実施し、常識を覆す飛びとやさしさを実現したAiスマートフェースを完成させました。

マイクロディフレクションが弾道を最適なものに補正
Aiスマートフェースは、フェースのあらゆる部分で最適なマイクロディフレクション（無数のたわみ）を起こすことにより、どのような打ち方、ヘッドの入り方であってもベストなボールスピード、スピン、方向、打ち出し角となるよう補正。その結果、ボールはいままで以上に遠くへと飛んでいき、止まる場所もとても狭い範囲となるようになっています。

見るからにやさしそうなキャビティバックと厚めのソールを採用
「PARADYM Ai SMOKEシリーズ」のアイアンには、3モデルがラインアップされています。「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」は、もっとも寛容性を追求した機種となります。ヘッドサイズは大型で、見た目にもやさしさを感じるキャビティバック、厚めのトップブレードを採用。ソールも幅広いものとなっており、ダフリのミスにも強さを発揮します。

ロフトはI#7で30度と、ストロングすぎない設定
「PARADYM Ai SMOKE HLアイアン」の番手は、I#4～9、PW、AW、GW、SWというラインアップです。Aiスマートフェースは、しっかりと飛ばしていきたい反面、よりミスヒットも起こしやすいI#4～7に搭載されており、以降の番手ではフェースプレートを採用。優れたフィーリングをもたらす、キャロウェイ独自のウレタン・マイクロスフィアや、最適な重量配分のためのタングステンウェイトもI#4～7に搭載しています。ロフト角は、I#7で30度と、比較的ストロングではない設定。シャフトはスチール2種類、カーボン1種類をラインアップしています。

カタログで表示する数値は設計値です。実測値が設計値と若干異なる場合がありますのでご了承ください。
インチ・ミリ換算は、1インチ=約25.4mmです。

発売日：2024年2月